‘相談とアドバイス’ カテゴリーのアーカイブ

相手との会話を録音しようと思いますが、注意点などあれば教えてください。

2009年7月20日 月曜日

<相談事例>主旨、前提相談は非公開

相手との会話を録音しようと思いますが、注意点などあれば教えてください。

<アドバイス>

録音する場合の注意点は、具体的事項です。それから、録音された素材は、基本的に反訳といってテープ起こしをして利用しますから、マイクなどを工夫して、録音レベルが良い状態であると、反訳作業で聞き取れないという部分が少なくなります。

では、まず、具体的事項について。

当事者間での会話の場合、特に既存の部分をかなり省略して話を進めるのが普通です。しかし、第三者が判断する時、あまりに省略されていると、何の話をしているか判断が困難になる場合があります。ですから、会話の中の重要な部分は、不自然にならないようにできる限り具体的に会話を進めて欲しいのです。

例えば、固有名詞や行動についての具体性です。「これ」とか「あれ」とか、では、何を指す言葉なのかが判断できませんから、「○○さんが」とか「○○市に何日に行ったとき」など、できる限りの具体性があると判断がしやすくなるはずです。

もしも、具体的な会話は難しいとお考えの場合は、「ちょっと確認したいんだけど、平成××年○月○日に私と○○さんが・・・」というように事実を追う確認を一度するなどして、きちんと言質を取るようにしましょう。

続いて、録音レベルですが、反訳作業において聞き取れない部分を反訳した文章に反映する事はできません。反訳作業は、通常、初稿を出すまでの間、録音素材を正確に起こします。その際、聞き取れない部分は聞き取れない部分として起こします。そして、初稿を御依頼者様に一度提出し、「確認・訂正・追加」をしてもらいます。

その上で、再度聞きなおし、修正箇所の確認や聞き取れない部分の再確認を行います。この際、判断が困難な部分は様々なフィルターによって聞き取りやすくしたり、2名以上のスタッフで確認を行います。

それでも、もしも聞き取れない場合は、正確な反訳が最も重要ですから、文書反映はできません。

ですから、録音レベルが良質であれば良質であるほど、正確な相手の言質を証明する要素が広がります。

録音する際は、マイクの特性や録音する場所での有効性などをしっかり確認した上で、挑んでいただければと思います。

このブログの運営元
T.I.U.総合探偵社